2013年4月2日火曜日

山水画の世界――桂林

旅行ローニン

「中国の絵師や著名な詩人は、古くから桂林を見ずして死ねないとよく言いました。」これは、子供の時に小学校の先生から教わったことです。あの時から、いつか桂林へ行かなければならないと思いました。数年前、この憧れの場所を訪れることに決めました。今週、この「見ずして死ねない」桂林について書きたいと思います。

桂林は広西省チワン族自治州に位置していますが、その素晴らしい景色は世界的に有名です。特に桂林の山と川には「桂林山水甲天下(桂林の山水は天下一だ)」という言葉があります。桂林は中国を代表する国際的な観光都市なので、世界各地より毎年1000万人以上の訪問者がこの山水画の世界を楽しむために桂林を訪れていると聞いていました。それに、中国の独特な観光都市として、これまで108人の外国の国家元首が桂林を訪れました。桂林には絶景の名所がたくさんあります。桂林へ行ったら、「桂林山水の魂」という漓江には絶対に行っておくべきだと思います。

wk11-09漓江の「漓」は中国語で透き通るように美しいという意味があります。実は漓江の水は透き通っていて、水中の魚を見ることができます。遊覧船で5時間か6時間ぐらいかけて水墨画のような風景を眺めたり、壮観な岩山の写真を撮ったりしました。漓江の景色は本当に筆舌に尽くしがたい美しさがあります。沿岸の景色は角度によって変わるので、見ていて全く飽きませんでした。陽朔は漓江下りの終着点であり、漢代に造られた古い町です。陽朔は桂林の代表的な観光町で、観光客がたくさんいました。もちろん物価は高いです。桂林に住んでいる友人によると、そこの住民は陽朔で絶対に何も買いません。他所の10倍以上の価格で物が売られています。それでも観光客の感覚からすれば安いらしい。 地元の人は、これを「宰客価(ボッタクリ価格)」とか「観光客価格」とも呼んでいます。そのため、陽朔に行ったが、そこでは何も買わなかったです。私が上手に値引きができるなら、陽朔でお土産を買ったでしょうけど。

桂林に行ったことがある人だけ、「桂林の山水は天下一だ」の真の意義を理解できると思います。(写真は、20元の紙幣に使用された景色です)

1 件のコメント:

  1. 私は「桂林の山水は天下一だ」を聞いたことがあります。いつか行かなければならない。

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